進学校で子供が落ちこぼれたときに親にしてほしくない事、してほしい事。

進学校で落ちこぼれ
この記事の内容

【主に高校生のお子さんを持つ保護者の方に向けたコンテンツです。】
中学までは成績が良かった我が子が高校に進学してから成績が思わしくない。こんな悩みを持つ保護者の方は非常に多いと思います。

私自身が高校で落ちこぼれてしまった経験と、その時親にしてほしくなかった事としてほしかった事をお伝えします。

つい先日も質問サイトで以下のような質問をいくつも見つけました。

我が子が落ちこぼれに…。

高校一年の子どものことです。
私立の進学校に通っています。
我が子は、中学の時もガツガツ勉強する方ではありませんでした。どちらかと言うと、内申よりも実力テストの方が上でした。

高校に入ってものんびりとしていたら、落ちこぼれ状態になりました。
今、やっと目覚めて勉強するようになりました。

二学期中間までヒドいテスト結果でしたが、ここからでも間に合うのでしょうか?
指定校推薦は、諦めてはいますが…。
せめて、平均点をとって欲しいものです。

ヤフー知恵袋より引用

学年の3割が公立医学部に進学する私立高校に高入しました。
公立中学では、上位5%から落ちたことがなかったのに、いきなりこの状況。
入学段階で数1が完全に終わっていて、数2も終盤。全教科がそんな感じなので
覚悟はしていたようですが、本人も流石に落ち込んでいます。

塾も、公立用だとまだ数1をゆっくりやっていて、到底高校に追いつけません。
私立用だと学校と同じで既に数3に入る状況、数2が抜けてしまいます。
個人教師もなかなか十分な能力の方に出会えず。

勉強は本人がするもの、と放置していましたが、ここは親の出番でしょうか?
数学、世界史、古文漢文が酷く偏差値30台、物理化学も50以下です。
このままだと、登校拒否になるピンチなので、救援すべきかと考え始めました。
とりあえず、期末考査で平均近くを目指さねばなりません。

inter eduより引用

こういった質問に対する回答も多く寄せられており、息子・娘さんの成績に苦心されている親御さんが多くいることが分かります。

ここで私がお伝えしたいのは、公立中学での環境と進学校での環境は大きく変わっているという事です。

私自身が進学校で落ちこぼれた経験から、親にしてほしくなかった事、してほしかった事とは次になります。

してほしくなかった事】
成績が上がらないことを責める

当然といえば当然なのですが責められてしまうと非常につらいです。家でも息抜きする事さえできず、日々の生活が窮屈になってしまいます。

それが親からの期待の裏返しと今なら理解することもできるのですが、高校生の時の自分ではまだ受け止めることが出来ませんでした。

【してほしかった事】
見守ってほしい(何もしないでほしい)

進学校に進むような子であれば、勉強には自信とプライドがあります。進学校で初めての挫折を味わっていますが、巻き返す為に日々模索をしてるはずなので、できれば暖かく見守ってほしいです。

上記について、私の体験談を踏まえながら詳細をお伝えできればと思います。

目次

予想以上に厳しい進学校の実情ご存知ですか?

進学校に通う息子の成績が伸びない
娘を進学校に入れたのに今の成績ではろくな大学にいけない

こんな風に親御さんが息子・娘さんの成績を憂うのは特にめずらしいことではありません。中学校までは学年で1桁は当たり前、中にはダントツのトップだった子もいる事でしょう。

ところが高校に進学した途端に下から数えた方が早い順位をとったら不安になるのは親として当たり前の事だと思います。

ただ、その前に進学校の実情をぜひ知っていただきたいと思っています。

進学校で一緒に机を並べる生徒たちは、あなたのお子さんと同じく各地の中学でトップクラスの子供たちが集まっています。そんな子達が集まって試験をすると、もちろんその中で順位が付きます。

中学でもそうだったようにここでも学生はふるいにかけられることになります。恐らく進学校に通う子供はその中で自分の器というのをはじめて思い知ることになるかと思います。自分では超えられないような壁をはじめて痛感し、今までとは違うという事を認識します。

その中には、少しの労力で自分と同じパフォーマンスを出してくる化け物たちがいくらでもいるわけです。努力すれば必ず成績上位が取れるというレベルの世界ではありません。進学校はそういう修羅の場所です。

私が進学校で落ちこぼれた話(体験談)

関西の進学校に通っていました。私の高校は県内公立トップ校で関西ということもあって、毎年京大合格ランキングトップ10にランクインするような高校でした。

中学までは普通の公立中学に通っていましたが、勉強が苦手な時期もありましたが、受験を控えた中学3年生の頃には勉強なしでもかなりいい点が取れるようになっていましたし、成績は学年で上位に位置していました。

そんな私が高校に入ってすぐの試験で学年200人中100位くらい。正直驚きました。そんな低い順位取ったことなかったので。

それから運動部に入ったこともあって、どんどん勉強時間が取れなくなり、2年生の後期には150位まで学年順位が落ちました。その時の模試結果は当たり前ですが東大・京大ともにE判定(合格可能性5%未満 志望校を変更せよ)

気づけばそんなところまで自分の順位が落ちていました。ただ、勉強をサボっていたわけではないんです。運動部で時間が取れないながらも宿題や予習はしっかりやっていましたし、何とか周囲に追いつこうとして中学の頃よりは明らかに勉強するようになっていました。

でも、その結果がコレです。レベルが中学までと明らかに違うことを日々痛感していました。

とまあ、こんな感じで私は進学校で落ちこぼれました。そこから紆余曲折あり文系で学年1桁台を取るようになるまでに復活するのですが、そのお話に関しては私自身の自己紹介の記事にまとめたので気になる方は目を通していただければと思います。

落ちこぼれた子供を絶対に責めないでください

この記事でお伝えしたい事はこの1点です

進学校で落ちこぼれた子供のことを絶対に責めないでください。

当たり前のことと言えば当たり前のことです。塾講師をしていると様々な親子をみるのですが、期待ゆえなのか落ち込んだそぶりを見せてしまう親御さんは少なくありません。

親御さんの嫌な雰囲気は子供にも伝わります。この時期は特に多感な時期なので対応一つで不登校や鬱になってしまうことも少なくありません。

お母さん方には子供の最後の味方であっていただきたいです。進学校に進まなければ、そのまま上位の成績を残すこともできたかもしれません、ただ本人は選択して厳しい道に進んでいるという事は理解していただきたいです。

私の知り合いで浪人の末、東京大学に合格した友人がいますが、現役で落ちたとき彼の母親はため息をついて彼を責めたそうです。それ以来、彼と母は絶縁状態。祖母の家から塾に通っていたそうです。

子供が難関大学に進むことは非常に喜ばしいことですが、家族が不仲になってしまっては元も子もありません。不安になる気持ちはもちろん分かります。ただ、それ以上に初めての挫折に不安を覚えているお子さんに、そっと寄り添っていただければと思います。

落ちこぼれた後どうする?

進学校で落ちこぼれる最大の理由は周囲のレベルが高い。これに尽きると思います。進学を前提としている為に難易度の高い学習を行っている為に、学習のレベルについていけないという事もあるかと思います。

本人が学習の遅れを挽回したいという気持ちがあれば、自分で勉強の方法を再検討したり、塾や教材などの活用を提案してくるかもしれません。許容できる費用であれば、活用を一緒に検討していただくことも良いと思います。本人の模索に付き合ってみてください、きっと良い結果につながると思います。

一方でそのまま勉強を諦めてしまう子も少なからず存在します。勉強に付いていけず自信を失ってしまい、そのまま勉強をしなくなってしまった友人もいました。

進学校で勉強に付いていけないということは、今まで持っていた自信やプライドを失ってしまっている状態です、進学校の学習ペースは非常に早いため一度乗り遅れてしまうと、挽回するのは非常に困難です。

私は塾と通信教材を併用することで学習ペースについていきながら、取りこぼした箇所をなんとか挽回することができました。

勉強方法は人それぞれなので、何とか早い段階で自分の学習スタイルを身に着けることが重要です。

私の方法ががすべての方に活用できるわけではないと思いますが、こちらの記事で、塾と通信教材の併用の体験を記載していますので、よろしければ参考にしてみてください。

あくまで通っているのは進学校ということをお忘れなく

ここまで落ちこぼれた子供にどう対処すべきかということについてまとめました。ただ一つ頭の片隅に置いていただきたいのはあなたの子供は進学校に通っているという事実です高校生というのは色々と悩みごとの多い時期で勉強もそのうちの一つです。

勉強がうまくいかないと安直に「自分はダメなんだ」と考えてしまいがちです。そんなときに親御さんが「そんなことないよ」と伝えてくれる、「こんな方法もあるよ」と教えてくれるのは本当に救いになります。

親御さんだけは子供の最後の味方でいてあげてくださいね。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

ケイ
自身の受験勉強の体験や塾講師としての経験で得たお役に立ちそうな知識を共有できればと考えています。
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