高校を卒業してからの進路選びは、社会で仕事をしていくための準備期間と捉え、就職を見据えた進路選びを考えたいものです。
しかし、具体的にはどういった視点で考えていけば自分の進路を決めていくことができるのか、迷ってしまうことも多いのではないでしょうか。
今回は大学生活が充実していると感じている大学生が、今の大学を選ぶ時にどういった理由で選んだのか、何を軸に学校選びをすればよいのかということについてご紹介します。
学部選びは将来の就職を見据えた進路選択
高校卒業後の進路選択は社会や仕事へつながっていくことを意識することが大切です。
自分が社会に出るために必要な知識や技術を身に着けるために進路を選ぶのです。
経済的に早く自立したい人や、家庭の経済状況から就職を選択する人もいるでしょう。
整体師や美容師、保育関係など専門的な知識や技術が必要な職業に就きたい人は専門学校や専門大学へ進学するでしょう。
学歴を武器に社会で活躍したい、興味があるものについてもっと深く学び、それを生かして仕事をしていきたいという人は大学への進学がおすすめです。
文部科学省の2018年3月の最新調査結果によると、高校卒業後大学への(学部)進学率は49.7%、約50%の人たちが大学へ進学しています。
では、進学する大学は、どのように決めるとよいのでしょうか。自分が選んだ学部や学科に満足している大学生200人にどのように自分の進学先を選んだのかを調査した結果、
- 1位は好きなこと・興味があることが学べるから
- 2位が将来したい仕事に結びつくため
- 3位が学校の雰囲気が気に入ったから
次いで興味のある資格が取得できる、学校の知名度、立地が良かったから、試験科目で選んだといったものでした。
では、好きなものや興味があることとはどのようなものなのでしょうか?
ドラマの影響で仕事に興味を持ち、学部を選択するという人も多いようです。例えば工場を舞台にしたドラマを見て物作りで社会貢献できることを知り、理工学部へ進学した人や、サスペンスドラマや推理小説で事件を解決するのが楽しくて法学部を受けたという人もいます。
現実的な仕事と夢や憧れとでは、もちろん違う部分があると思いますが、仕事を意識しながら進路を選ぶと考えた場合、ドラマも良いきっかけになるようです。
大学を選ぶ際は、学校名ではなく、学部選びがポイントです。
学校名を武器に就活を有利に進めたいという人もいますが、学校名ありき、入れる学部ならどこでもよい、という選び方をしてしまうと、大学へ入ってから勉強したい内容と授業内容が合致せず4年間のモチベーションが持たないといった事が起こります。
できればネームバリューよりも自分が何に興味があるのか、どんな勉強がしたいのかといった軸をもとに学部選びをしたいものです。
就活の面接では、大学で何を学んだか、それをこの企業でどのように生かしていきたいのかといった質問をされることが多く見受けられます。
自分が何を学びどう生かしたいのかを自分の意見を交えて自信をもって話すためにも、将来自分が就く仕事を見据えたうえで大学や学部を選ぶようにしましょう。
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